2026.02.10
2月8日は寒さで道路事情が悪く、おうちでゴロゴロした後、近場梅田で開催中の「動く浮世絵展」に行ってきました。江戸中期の浮世絵をデジタルアートで描き、立体空間で楽しむという企画です。行ってみると色鮮やかな空間に引き込まれ夢中になっていました。

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どれも素晴らしかったです。何故ここまで鮮烈なのか考えてみたのですが、その1つに「原色」がある様に思いました。浮世絵は性質上版木を合わせた重ね刷りなので、版木毎に色が異なります。それゆえ、色が混じらず鮮やかな訳です。その影響は西洋の印象派にも及んだと思っていて、ネット検索では「ジャポニズム」を通じた間接的なものに過ぎないとされていますが、例えば、モネは絵の具を混ぜなかったといわれています。原色を通じた光の「印象」が皆を魅了するのかと思っていて、最たるものはスーラーの点描画、絵の具を細かに点で打っているのですが離れてみると鮮やかな作品になっています。

代表作は、こちら「グランド・ジャット島の日曜日の午後」です。近づくとで点だけで描かれているのがよくわかり、この発想がカラーテレビに影響してくる訳です。
長くなりましたが、言いたいことは1つの発想が影響を与え新たな発想につながっていくということで、浮世絵自体は(版木を利用したという、たまたまの)結果に過ぎないのかもしれませんが、これが影響して、点描画➡カラーテレビという新たな発想・新たな物につながっていく。「影響」のままでは「真似し」に過ぎないのですが「新たな発想・物」になると、それは独自な財産的価値を有してくる訳で、知的財産法の発想と同じです(パロディは、一見「真似し」の様ですが、そこにも独自性が存在します。逆に、独自性を有するものだけが、パロディとして知財的保護を受けるのでしょう。パロディについては、こちらを参照ください。https://m2-law.com/blog/6993 )。

最後に、どんなに浮世絵が素晴らしいとはいえ、その色彩をそのまま使うだけでは「毒とかげ」の様にしかなりません。新たな発想・新たな物を作り出すには、努力と工夫が必要です。
知的財産法の問題は、弁護士法人村上・新村法律事務所まで
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